福岡市を拠点に活動するHKT48の「2大美少女ペア」として知られる松岡菜摘(まつおか・なつみ)さん(19)と「もりぽ」こと森保(もりやす)まどかさん(18)が相次いで初めての写真集を出版し、2015年10月4日、都内の書店で記念イベントを開いた。
このところ、AKBグループ内で存在感が高まっているHKT組だが、東京でのイベントなのに延べ2200人が詰めかける大盛況。「福岡パワー」を見せつけた。
指原莉乃は「むっちゃエロい。よい」と感想
水着にパーカー姿で表紙を飾った松岡さんの「しっとり」路線に対して、普段は「クールビューティー」として知られる森保さんは「さわやか」路線と、内容は対照的だ。帯の文章は劇場支配人の指原莉乃さん(22)が書いた。松岡さんの写真集には「むっちゃエロい。よい!」と反応し、森保さんの写真集には「すごく意外だった」と普段のイメージとの違いに驚いていたようだ
2人はトークアプリ「755」の閲覧数を競う企画でソロ写真集出版の権利を獲得。松岡さんの写真集「追伸」(集英社)は「同級生」をテーマに瀬戸内海の島で、森保さんの写真集「森のモノローグ」(同)は「恋人目線」をテーマに沖縄・東京でそれぞれ撮影された。
指原さんが松岡さんの写真集に寄せた文章は「こんな子に育てた覚えはありません!」。松岡さんは写真集の見どころを
「バックショットが今回は多くて...。ファンの方が『お尻が好き』だと言ってくれるので...さっしー(編注:指原さん)も言ってくれる。5~6カ所あるので、お尻のシーンがお勧め」
とはにかみながら話した。指原さんは、松岡さんのこういったセクシーな面に注目したようで、ラインで「むっちゃエロい。よい」と感想を送ってきたという。
森保まどか「クールビューティー』じゃなくて『ホットビューティー』で」
一方の森保さんの写真集は、本人曰く「さわやかで、明るくて、アイドルらしい写真集」。指原さんは帯の文章に「『もりぽ』ってこんなに笑うんだ。」と書き、森保さんにも「すごく意外だった」と感想を伝えた。
写真集を見て「イメージが変わった」というファンも多いといい、森保さんは
「私自身も意外な感じの出来上がりだった。今までクールなイメージを求められることが多かった。こんなに8割方笑っている写真集になってうれしい。『クールビューティー』じゃなくて『ホットビューティー』で」
と路線変更を誓っていた。
HKTは15年6月に行われた選抜総選挙で指原さんが2年ぶりの1位に返り咲いたのに加え、宮脇咲良(みやわき・さくら)さん(17)が7位にランクインし、上位7位の「神セブン」入り。HKTのメンバーがソロ写真集を出すのは、指原さん、宮脇さんに続いて今回が3、4例目だ。松岡さんと森保さんは、総選挙ではそれぞれ51位、43位にランクインした。