AGF、騒動受け「反省するところも多いです」
同ライターはどうやら、主人公の「胸」に関するシーンに不快感を抱いたようだ。主人公のウシ子は見るからに巨乳であり、回想シーンでは、胸を強調したようなシーンもみられた。
白いTシャツを着たウシ子が、「胸を張って」という母の言葉を思い出しながら、大きなおっぱいを上下に揺らしてランニングする姿がスローモーションで映し出されていた。
あるツイッターユーザーから「おっぱいが揺れるシーンは最悪」といった声が届くと、ライターは「僕も最初はかなりクリエイティブだなって思ってたんだけど、そのシーンに差し掛かった時は一体何が起きたのかと...」と見た時の衝撃を振り返った。
動画は日本のネットユーザーの間でも話題になり、英語字幕付きの動画は2日17時時点で53万回以上再生されている。ツイッター等には、
「悪趣味にもほどがある」
「これを見て『飲みたい!』って思う人いないだろ...」
「企業人として、いや人間としてこのCMを通した人間の感性を疑う」
といった批判が少なくない。市民団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」のツイッターアカウントも問題視するツイートを連投している。
一方、こうした批判に対しては、
「ユニークで良くない?」
「むちゃくちゃ面白いじゃないですか」
「表現に対する寛容さが少ない人が相変わらず多いね」
「え...ブレンディのCM何がダメ...なの!?」
といった声も多く出ており、賛否双方で盛り上がりをみせている。
10月2日、AGFの広報担当者はJ-CASTニュースの取材に応じると、「ネット上のこうした声につきましてはすでに把握しており、大変驚き、戸惑っております」と話した。
CM公開時には消費者からさまざまな意見が同社に寄せられるそうだが、この動画の関しては1日以降、突然意見が届くようになったという。もっとも公開時の意見は3件で、こうした反応が出ることは予測していなかったそうだ。
その上で「見る方によってそれぞれお考えがあると思いますが、反省するところも多いです」とコメント。なお、特設サイトや公式動画の公開は契約の関係で8月ごろに終了しているといい、「今回のご意見をしっかり受け止めて検証し、今後に生かしていきたい」とした。