長時間のデスクワークでがんリスク上昇 歯磨き、飲酒、夜型生活も見直しては

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すぐ赤くなる人が飲酒続けると食道がんリスク56倍

   2つ目は「すぐ赤くなる人が毎日飲酒」。顔が赤らむ人は、アルコールを代謝する際に発生するアセトアルデヒドの分解力が弱い。アセトアルデヒドは発がん性物質だ。にもかかわらず、「赤くなるけどお酒が強くなってきた」と毎日飲み続けると、食道がんリスクが56倍にも膨れ上がるというのだ。

   そして3つ目が「歯磨き1日1回だけ」。口の中には、発がん性物質をつくる細菌があり、歯磨きでこれを洗い出す機会が少ないと、食道がんのリスクが30%アップする。

森田「ささいな生活習慣で、がんのリスクは高まります。普段から生活習慣を正すのは、とても大切」

   ほかにも、夜働く男性は前立腺がんのリスクが2~3倍上昇する。ホルモンバランスが崩れるためだ。これまた「夜型人間」という青木が当てはまった。

羽鳥「ごめんなさいね、全部青木さんで」
青木「とりあえず今、外に出て歯磨いてきていいですか」
一同「(笑)」

   最も多くの人に該当しそうな危険習慣が、「1日4時間以上座っている」。これは、がん全般の発症率を押し上げるという。運動量の低下と血流悪化の影響だ。デスクワークやパソコンに向き合って座って仕事をする人は、不安になるかもしれない。

雑誌「AERA」編集長の浜田敬子「校了日、12時間以上座ってます」
玉川「でも、運動すればいいわけでしょう?」
森田「4時間以上座っている人は、よく運動する(必要がある)ということです」
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