プーチン大統領のもとへ笑顔で駆け寄る 安倍首相の「小走り」は「微笑ましい」のか「みっともない」か

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朝日論説副主幹「軽々しい」とバッサリ

   日中ネットユーザーから少なからず好評を得た安倍首相の「小走り」だったが、朝日新聞論説副主幹の立野純二氏はこれを「はしゃいでるように見える」とバッサリ切り捨てた。

   立野氏が出演した9月29日の「報道ステーション」(テレビ朝日系)では、両首脳の会談VTRを放送。スタジオに戻ると、司会の古舘伊知郎氏が「そもそも安倍総理のプーチン大統領と会うときの動きに関してどう思います?」と質問した。

   これに「どうしてもはしゃいでいるように見えてしまいましたよね」と切り出し、「こういう日本の首相の姿がウクライナとヨーロッパの人々の目にどう映るだろうか。そこに問題があると思うんです」と厳しい表情で語った。

   立野氏は、プーチン大統領による相次ぐ強硬策を受け、世界の首脳陣がどう付き合うべきか頭を悩ませていると指摘。その上で、

「そんな中で安倍さんの軽々しい感じがする接触の仕方はどう映るだろうか。北方領土問題は確かに日本にとって大事ですが、日露固有の問題を急ぐよりも、今、世界の国際情勢がどうなっているのかを考えなくてはいけない」

と述べた。

   報道によると、首脳会談では安倍首相が北方領土問題の解決に意欲をみせた一方、プーチン大統領は日本の経済協力に期待感を示し、領土問題に言及することはなかった。両首脳は対話の継続と、プーチン大統領の訪日時期を引き続き探ることを確認するにとどまり、大きな進展はみられなかったという。

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