容疑者少年と駆け落ち心中する予定だった??
その書き込みによると、波田泉有さんは、「18歳までに死にたい」と周囲に漏らしていたというのだ。7月2日は、波田さんの18歳になる誕生日であり、自殺しないかと心配されていたようだ。
報道によると、波田さんは、また川に飛び込もうとしたが怖くてできなかったと話したという。中学時代の担任教師が説得して、波田さんも二度としないと周囲に誓ったそうだ。
真偽ははっきりしないが、交際相手の男子生徒がこのとき、ネットのミニ掲示板に、波田さんと容疑者の少年の2人のことを書き込んでいる。波田さんがこの少年と駆け落ち心中する予定だと漏らし、波田さんが保護された後も、愛情に飢えて友人関係のドロドロに巻き込まれていると訴えた。そして、交際相手の男子生徒は、「普通は別れると思いますが 信じて愛して行きます」と苦しい胸の内を明かしている。
男子生徒は、波田さんが殺害された直後も書き込んでいる。
「彼女が殺されたよ いやほんと どうしようかな 今取り調べ室」
「自分ね 第一発見者だったんですけどねすんごく冷たかったです 多分見つけた時には死んでいたのだと思う」
「ほんと人生に行き詰まった」
奇しくも、殺害の当日は、スーパームーンだった。ネット上では、2人がライトノベルの「半分の月」を意識したのではないかとの憶測も出ている。ライトノベルでも、ヒロインは不治の病に侵された17歳という設定になっており、波田さんが自らをヒロインに重ね合わせていたのではないかというのだ。
とはいえ、もし嘱託殺人だとしたら、なぜ波田さん自身が包丁を持ってこなかったのかなどの疑問点も残っており、真相の解明が待たれている。