日本人がもっとも多く食べる野菜は1位ダイコン、2位タマネギ――こんな野菜のランキングを2015年9月、厚生労働省が初めて発表した。それによると、10位までは以下のように続く。(3)キャベツ(4)ハクサイ(5)ニンジン(6)ホウレンソウ(7)トマト(8)キュウリ(9)カボチャ(10)レタス。
なじみの野菜が並んだが、あなたの家庭の実感に近いだろうか? 確かにダイコンは、味噌汁の具、漬け物、煮物、おでんの具、サラダ、刺身のツマ、ダイコンおろし...と幅広い料理に使える。この調査、2012年11月のある1日に、全国の約3万2000人が食べた野菜の量を分析したという。
和食大好きの在日外国人たちの反応をサイトで見ると――。「ダイコンって、ニホンの味噌汁に入っているアレ?」「11月といえば、そろそろおでんの季節。冬のダイコンは甘くて歯ごたえあるからねえ。夏はマジ、苦くて食べられないよ」「これは信じられる結果だ! 日本に来て3週間、毎日食べさせられている!」。
一方、カゴメが2014年1月に発表した「2013年にもっとも食べた野菜」調査では、キャベツが断トツの1位で、10位までの結果は次のとおりだ。(2)タマネギ(3)ハクサイ(4)トマト(5)ジャガイモ(6)ダイコン(7)レタス(8)ニンジン(9)モヤシ(10)ホウレンソウ。
ちなみに、世界でいちばん食べられている野菜はトマトである。