スマートフォンの利用者にとって、「使いすぎ」による速度制限はいつも悩みの種だ。だが、HKT48の指原莉乃さん(22)にとっては必ずしも大きな悩みではないようだ。
料金の締日翌日に制限が解除されて初めて「気づいたら画像全部見える」と気づく程度で、追加料金を支払えば速度制限を解除できるが、それもしないという。
2度にわたってiPhoneのガラス割ったことを告白
指原さんは、スマートフォンから頻繁にツイッターを更新している。スマホに関するツイートも多く、12年9月と15年2月にiPhoneの液晶のガラスを割ったことを明かしている。14年11月にはソフトバンクのCMに出演している。こういったことから、指原さんは今でもソフトバンクのiPhoneを利用しているとみられている。
指原さんの15年9月21日未明のツイートは
「気づいたら画像全部見える(・Å・) 通信速度制限の解除って何日からなんだろ」
というもの。速度が遅く画像があまり見られなかったが、制限が解除されて表示が早くなったことを説明する内容だ。このツイートには、別のツイッター利用者が
「わたしは21日に解除されるんだけど10日に速度制限かかって11日間も苦痛な思いした さしこちゃんは何日になった?」
と反応した。
追加料金払うのは「キリないからやめました」
大手電話会社では、一定量を超えてデータを使うと速度が遅くなることが多い。契約しているプランによって速度制限がかかる条件は異なるが、例えばソフトバンクでは音声通話の「ホワイトプラン」とパケット定額プラン「パケットし放題フラット」を契約していた場合、締日までの1か月あたりのデータ量が7GB(ギガバイト)を超えると128kbpsに速度が遅くなる。これは、通常速度の100分の1程度で、動画や画像の表示には使い物にならなくなるレベルだ。締日は10日、20日、月末の3パターンがあり、いずれも締日の翌日には制限が解除される。ツイートの内容からすると、指原さんの契約の締日は20日のようだ。
これとは別に、3日間に1GBまたは3GB以上使用すると制限がかかることもある。
指原さんは、先ほどのツイートには
「今見返したら6日になってたよ こわ〜」
と返信。7GBを半月で使い切り、スピードが遅くなった状態で半月も過ごしていたことになる。追加料金(大半のプランでは2GBあたり2500円)を支払って制限を解除する方法もある。実際、ツイッターでは
「お金あるんだから、制限解除すれば良いのに」
という声もあがったが、指原さんは
「キリないからやめました WiFiがあればなんとかなることに気づいた」
とツイートした。
各電話会社は街中に公衆無線LAN(Wifi)スポットを設置しており、これらのスポットから通信した分は7GBの制限にはカウントされない。速度制限がかかっている状態でも、無線LANスポットからは高速で通信ができる。電話会社が設置したもの以外に、羽田空港や成田空港、地下鉄の駅では無料で使える無線LANスポットが整備されている。こうした設備を活用すると、「低速化」を避けながらスマホを活用することができる、というわけだ。