埼玉県熊谷市の3つの住宅で計6人が殺害された事件をめぐり、埼玉県警が2015年9月16日に容疑者として身柄を確保したペルー人の男(30)の実兄(42)は、本国ペルーで計25人を射殺するなどして服役中だった。現地紙「El Comercio」電子版など複数のペルーメディアが報じている。
今回県警に身柄を確保された男は10人兄弟の末っ子で、上から4番目の兄が現在ペルーで服役中だ。この兄は2005~6年ごろ、計25人を1年の間に拳銃で射殺するなどし、07年に懲役35年の刑が確定。現地では「死の使徒」と呼ばれていたという。