一般消費者のアイデア 「おもしろミニ保険大賞」で佳作
そんな弁護士保険に、インターネットでは、
「この額で、電車通勤だったら僕はまじめに加入する・・・ 」
「痴漢冤罪、怖すぎる。これは必要不可欠ですな」
「これは入りたいかも」
「ほぅ... お世話にはなりたくない保険だけど、アリだな」
といった歓迎の声があがっているほか、
「なんちゅう世の中だよ。こんなのが商売になるほどひどい現実をどうにかしてくれ」
「なんで冤罪に備えて負担強いられなきゃいけないんだよ!」
「チカン冤罪、商売になるほどひどいのか」
といった、社会を憂う声もある。
ジャパン少額短期保険によると、弁護士保険は一般的に、自動車保険の特約として販売されている。同社では自動車を保有しない人でも加入できるように、個人賠償責任保険の位置付けで取り扱っていて、「保険商品としては初めて」という。
商品化のきっかけは2015年2月に日本少額短期保険協会が実施した「第1回保険おもしろミニ保険大賞」で、東京都の男性が「痴漢と誤解され、裁判にかけられたり、刑罰を受けることになってしまった場合に弁護士費用や裁判費用を補償する保険」を提案、佳作に選ばれたこと。
同社は、「新しいタイプの保険なので、(加入件数などは)予測していませんでした。発売開始後の1週間で、こういった保険商品があることは知ってもらえましたし、申し込みも相応に増えています」と話している。