18年前に、フォーカスや週刊新潮が掲載
同誌の報道を受け、ネットの賛否は分かれた。
「もはや少年法で保護されるべき存在でなくなっているのは確か」
「出たがりなんだろうし、彼だけ特別扱いする必要ないでしょ」
と肯定的な意見は少なくない。一方で
「もう罪を償っている。被害者家族と警察以外の社会的リンチのような行為はやりすぎ」
「プライバシーの問題があると思う」
とする論調もあった。
とはいえ、掲載された顔写真と実名は、事件を起こした14歳当時のものだ。事件があった18年前に、すでに写真週刊誌「FOCUS(フォーカス)」や「週刊新潮」(いずれも新潮社)が掲載している。当時の週刊誌を読んでいなくても、ネットに写真や実名は書かれていて、誰でも見ようと思えば見ることはできるのが現状だ。
また、元少年Aは33歳の大人となり、容姿が変わっていることは想像に難くない。社会復帰後に名前を変えて生活していることは、週刊ポスト自身も認めている。
「改名した現在のじゃないと意味ないんじゃない?というか、知らない人いないでしょ・・・」
「FOCUSの記事に出てた顔写真と、改名前の名前が掲載されていてズッこけた」
「事件当時の名前や顔なんてちょっと調べれば出てくるし何もニュースバリューはないと思う」
と、現在の実名や写真でないことに肩すかしを食らったという意見もあった。