2015年9月14日9時43分ごろ、熊本県の阿蘇山が噴火した。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口から2キロの範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。
中岳第一火口からの噴煙の高さは約2000メートルまで上がった。
今後も噴石が飛散するおそれ
中岳第一火口では9月10、11日にも噴火が起きたばかりだった。14日の噴火は、これまでのものより規模が大きかったため、噴火速報が出された。
気象庁によると、噴火にともない、火口から飛散する大きな噴石が確認された。今後も同規模の噴火が発生し、火口から1キロ以上に噴石が飛散する可能性があるという。
ツイッターには噴火時に阿蘇山周辺にいたと思われる人から報告が、写真とともに投稿されている。爆発音がしたというほか、
「はじめ白煙だけだったのが急に黒煙がモコモコっと」
「音は分からんかったけど、煙すごかったよ」
など、特に噴煙がすごかったという報告が出ている。