SEALDsメンバー、慣れないTV出演で苦戦? ベテラン政治記者の「切り返し」にたじたじ

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「本当に前回の選挙の時に集団的自衛権が争点になっていたのか」

   これに対して奥田氏は、14年12月の選挙でも運動を展開していたとしながら、当時は集団的自衛権は争点になっていなかったとした。

「前回の選挙は『アベノミクス選挙』と言われ、アベノミクスが争点だと首相自身が言っていた。そういった中で過去最低の投票率だった。本当に前回の選挙の時に、集団的自衛権や、集団的自衛権だけじゃないですよね?今回の11法案すべてに関して、争点になっていましたか?そんなこと皆さん、テレビでも取り上げていましたか?選挙の時に」

   これに対して田崎氏は

「それは相当取り上げてましたよ。日本記者クラブでの討論会でもやってたし、党首討論でも」

と反論。奥田氏は

「安倍さん個人の意思とか『やりたい』という気持ちのために、国民全員がなぜ付き合わなければならないのか」

とも主張したが、田崎氏は

「それは選挙で選んだから」

と一刀両断。発言しようとする奥田氏を遮る形で伊藤利尋アナウンサーが

「そこがまさに今日のポイントだと思うんですよね。国政選挙で選ばれた政治家の信念、一方で国民の声。そのバランスというのが、ひとつのテーマですよね」

とまとめ、時間切れになった。

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