ファミリーマートは、名古屋市に本社を構える中堅のコンビニエンスストア、ココストアを完全子会社化すると2015年9月8日に発表した。10月1日までにココストアの全株式を取得する見通しで、買収金額は130億円。
ココストアは「ココストア」「エブリワン」を中心に全国で約650店舗を展開。主に東海、九州・沖縄に強みをもつ。これらを順次、「ファミリーマート」ブランドに転換。国内の店舗基盤を強化するとともに、商品や原材料の仕入れ、物流の統合やシステム基盤の共有化などで経営インフラの効率化を進め、競争力をアップする。
ファミリーマートは現在、サークルKサンクスを傘下にもつユニーグループ・ホールディングスとも経営統合を交渉中。規模を拡大し、コンビニ業界首位のセブン‐イレブン・ジャパンを追撃する。