東京五輪公式キャラでも「盗作騒ぎ」起きる心配 キャラクター大国の日本では何かに似てしまう?

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   デザイナー佐野研二郎氏デザインの2020年東京五輪の公式エンブレムが使用中止になったことを受けて、東京五輪の「公式マスコットキャラクター」も同様の危機が訪れるのではないか、と心配の声が挙がっている。

   今回の使用中止はネットユーザーの追跡と調査が大きな影響を与えたとされているが、公式キャラクターについても同じような騒ぎが起きても不思議はない。とりわけ日本は「キャラクター大国」といわれるほど無数のキャラが存在し、何かに似ている可能性は高いのだ。

  • 五輪エンブレム問題が公式キャラクター選びにも飛び火するのか(画像は成田国際空港で8月31日撮影)
    五輪エンブレム問題が公式キャラクター選びにも飛び火するのか(画像は成田国際空港で8月31日撮影)
  • 五輪エンブレム問題が公式キャラクター選びにも飛び火するのか(画像は成田国際空港で8月31日撮影)

「視覚的にデザインは分かりやすいから、獲物を探している人たちは騒ぎやすい」

   2015年9月6日放送のフジテレビ系情報番組「ワイドナショー」では、ネットユーザーが佐野氏のパクリ疑惑を追及し、バッシングを行って白紙撤回に導いた、などといった内容を放送した。コメンテーターとして出演した芥川賞作家の羽田圭介さん(29)は、

「視覚的にデザインは分かりやすいから、獲物を探している人たち(ネット民)は騒ぎやすい。騒ぎやすいから騒いでいるのかな」

と説明した。パクリかそうでないかの境界がはっきりしないため、パクリでないとしてもネットで疑惑として騒がれる可能性はある。

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