SMAPの木村拓哉さん(43)がラジオ番組で、自身のトレードマークでもある「日焼け肌」について、リスナーからの疑問に答えた。
ファンらは最近の焼け過ぎを心配しているようで、「お叱り」に近い内容のメッセージを寄せていたのだが、木村さんは全く問題がないことを強調。シミすら1つもできていないと語った。
日焼け止めは使用せず
木村さんは2015年9月4日放送の「木村拓哉のWhat's UP SMAP!」(TOKYO FM系)で、「僕の日焼けについて、かなりの数のメッセージが届いている」として、2通のメールを紹介した。内容は、おおよそ次のようなものだった。
「日に日に黒くなっているが、日焼けサロンに行っているのか」
「焼き過ぎは身体によくないので、もう少し気をつけてほしい」
「木村さんの持つプロ意識が大好きだが、日焼けには矛盾を感じる」
「日焼けを絶対にやめない理由を一度聞かせてほしい」
番組スタッフによれば、これらは比較的優しい方で、他のメールは「もっと精神的にやられそうな内容」だったという。
木村さんはメールを読み上げた後、「全体的な雰囲気でいうと、これは(日焼けするなという)注意だよね」と笑うと、片っ端から反論を開始した。
まずは「日焼けサロン説」をきっぱり否定し、焼けるのは、主に海でサーフィンをしているからだとした。日焼け止めは「目に染みる」「(サーフィン時に)滑る」「落とすのが大変」といった理由から使用しないため、必然的に焼けるのだという。
「プロ意識に矛盾を感じる」という指摘には強い疑問を持ったようで、「1回話を整理していいですか?日焼けをしてはいけない、何かがあるんですか?」と切り出した。
真っ黒度は「もはや松崎しげる」
木村さんは現在、ドラマなどの撮影は行っていないため、見た目の面で前後のつながりを考慮する必要はないという。また、出演機会の多い番組についても「出演するにあたって、日焼けをしていたらまずいっていうラインってありましたっけ?ないですよね」と問題ないことを強調した。
SMAPメンバー5人で並んだ際の違和感は認めつつも、「日焼けをしているということで、何かルールに反してることってあります?なんで矛盾してるんですかね」と、納得できないままでいた。
体への悪影響も「体に悪いんですか?色んな情報は聞きますけど」といまいちピンときていない様子。年をとった時にシミになりやすいと言われているが、木村さんは「今現在、僕、シミ一つもないんですよ」と笑い、最後は「僕は元気です!」と話題を締めた。
木村さんは問題ないことを力説したが、ファンが気にせずにいられないのも無理はないだろう。というのも木村さんの最近の「黒さ」はファン以外の間でも話題になるほどのレベルに達しているのだ。
「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)が放送された4日夜には、ツイッター上に「キムタクめっちゃ黒いな」「キムタク、こげてない?」「髪色と肌色同じやん」といった声が溢れた。
ともに出演していた「三代目J Soul Brothers」のメンバーは一般的に「黒肌」のイメージがあるが、木村さんと比べると白く見えるほど。視聴者からは「もはや松崎しげる」「松崎しげるかとおもったらキムタクだった」といった声まで相次ぐ始末で、周囲に与える違和感は本人が思っている以上に大きいものかもしれない。