フライデーの「人気女子アナ不倫写真」にネット騒然 「リベンジポルノに該当する」という指摘も

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   写真週刊誌「フライデー」が袋とじで掲載した「人気女子アナ不倫SEX写真」をめぐり、「誰だろう」と話題になっている。

   記事には、本人を割り出すヒントが散りばめられ、すでに一部まとめサイトは「実名」まで挙げ、ネットは騒然としている。

  • 波紋呼ぶ「袋とじ写真」(写真は同誌の2015年9月4日発売号)
    波紋呼ぶ「袋とじ写真」(写真は同誌の2015年9月4日発売号)
  • 波紋呼ぶ「袋とじ写真」(写真は同誌の2015年9月4日発売号)

「日本を代表するテレビ局の看板番組でキャスター」

   写真は2015年9月4日発売の同誌(9月18日号)に収録された。男性と初詣を訪れた時の写真、男性とキスをする写真、果ては性行為中のあられもない全裸写真までが一挙公開された。男性は飲食業に従事し、「女子アナ」と不倫関係にあるとされる。

   「女子アナ」は顔だけでなく、耳の内側まで完全にモザイクで塗りつぶされている。しかし、記事中で「日本を代表するテレビ局の看板番組でキャスターを務めている」「学生時代に芸能活動を始め、大学ではミスキャンパスにも輝いた」「大学時代に巨人のスター選手やNHKの敏腕ディレクターとつき合う」「天然キャラ」といったプロフィールも一部紹介されている。

   同誌発売直後からツイッターに「誰だろう」という声が寄せられ始め、同日中にはモザイク加工されていない歯並びや服装、部屋のベッド、記事中の手がかりだけで本人を「特定」したと主張する人も現れた。耳のモザイクもヒントとなったのか、「耳に特徴がある人物では」という指摘も出ている。

   さらに、一部まとめサイトは「特定」された女子アナの顔写真とフライデーの写真を並べて表示し、「実名」を挙げた。また、男性側についても、まとめサイトに「実名」と顔写真が掲載されている。もっとも、真実どうかは保証の限りではないし、実名掲載自体が問題視される可能性もある。

「プライベートな場で撮影されたものであることは明らか」

   プライバシー問題に加え、「写真掲載がリベンジポルノなのではないか」との批判も上がっているからだ。写真の入手経路が明かされていない一方、記事中で「女子アナ」の不倫関係を証言している人物が「知人」と紹介された1人しかいない。ツイッターではそうした理由から、「リベンジポルノ」説を唱える人も多い。

   また、IT企業「JX通信社」(東京都千代田区)の代表取締役、米重克洋さんも5日、Yahoo!個人に寄稿した記事の中で、写真の出所は明らかでないとことわりつつも、

「プライベートな場で撮影されたものであることは明らかであり、これは刑事罰の対象である『リベンジポルノ』に該当する」

と指摘している。プライベートで撮影された性的な写真、動画などを不特定多数に提供、公表すると、「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」(いわゆる「リベンジポルノ法」)で処罰される可能性がある。

   米重さんの主張については、タレント・麻木久仁子さんもツイッターに「完全同意」と書き込むなど、一部で支持されているようだ。

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