五輪エンブレム入りの名刺、紙袋が一転「使用中止」に 東京都知事、訴訟対応中のIOCに配慮

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   2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムが使用中止となった問題で東京都の舛添要一知事は2015年9月4日、エンブレム入りの名刺や紙袋などを使用中止にすると発表した。舛添知事は2日、「使えるものは使って、少しでも無駄をなくしたい」とそれらを暫定的に活用する方針を示していた。

   舛添知事は4日の定例記者会見でスポンサー企業の相次ぐエンブレム使用中止に触れ、大会組織委員会から「都も同様の措置をとってほしい」と要望されたと明かした。その上で、訴訟対応中の国際オリンピック委員会(IOC)に与える影響を少しでも排除したい、と話した。

   エンブレムをめぐっては、ベルギー・リエージュの劇場ロゴを手がけたデザイナーがIOCに対し、使用差し止めなどを求めて提訴している。

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