「私たちはキヤノンのカメラなど買えないのに」
微博の書き込みを見ると、軍事パレードの生中継にも、日本製品が使われていたとの指摘が出ていた。
「テレビの中継にはソニーの製品が使われ、オープンカーのマイクもソニーだ。カメラは、いずれも台湾での製造だが、キヤノンが3台、ニコンが2台あった。日本製品をボイコットしたら、今日のパレードは見られなかっただろう」
これも未確認だが、中央テレビはパナソニックの機材も多数導入しているという話もあるそうだ。
それだけに矛盾も感じているらしく、「私たちはキヤノンのカメラなど買えないのに」「どうせ日本製品はボイコットしないのだろう」「排斥などしていたら、中国に世界的な企業など生まれない」「家に集まってパレードを見るのも、東芝やシャープのテレビだ」などといった声が相次いでいた。
中国の金属加工会社も、軍事パレードの日には日本製品を使ったり日本関連の店に行ったりしないよう従業員に通知を出したとも報じられたが、中国のネット上では、やはり冷めた声が多いようだ。