気象庁は2015年9月4日14時14分ごろ、東京都・世田谷区北烏山で竜巻のような突風が目撃されたと発表した。今後も発生する恐れが高まっているとして、東京地方に竜巻注意情報を出して注意を呼びかけている。
気象庁の統計によると、1991年から2014年にかけて東京都内で発生した竜巻は計8件。気象庁は「都道府県別の発生確認数を比較すると、都内で竜巻が発生することは珍しい」としている。
都内は4日午後西部を中心に一時的な豪雨にみまわれ、気象庁は雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物内に移動するなど安全確保をよびかけている。