大阪の「Mr.DESIGN」社、エンブレム問題で「風評被害」 「無関係なのにイタズラ電話やメールで困っている」

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   五輪エンブレム問題の余波で、大阪のデザイン会社「Mr.DESIGN」がホームページ上で不満を訴え、ネット上で話題になっている。無関係なのに、風評被害に遭っているというのだ。

   エンブレムのデザインを取り下げた佐野研二郎氏(43)は、「MR_DESIGN」という名前の会社を経営している。

  • ホームページで苦境を訴え
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「ネットで社名を検索しても『盗作』や『倒産』」

   これに対し、大阪のデザイン会社は2015年9月4日までに、「弊社は、『株式会社MR_DESIGN』社(東京都渋谷区)とは一切関係はございません」とする説明文をホームページ上に掲載した。

   会社名をよく見ると、大阪の会社は、「_(アンダーバー)」ではなく、「.(ピリオド)」のつづりだ。

   説明文では、勝田真規社長が「今世間を賑わせている佐野氏と同じ社名『ミスターデザイン』なので 間違えメールの投稿や、いたずら電話が多くて困ってます」と悩みを打ち明けた。

   そもそも大阪の会社が社名を付けたのは、佐野氏が会社を設立したのより2年以上早い2006年だったという。

   エンブレムが騒動になってからは状況が一変したといい、「インターネットで、社名を検索しても『盗作』や『倒産』などの言葉が表示されるので、風評被害もたまったもんではありません」と苦境を訴えた。

   しかし、勝田社長は、「考え抜いて付けた名前で、深い想いもあり、愛着もあります」と説明する。それゆえに、「当然、社名も変えず、この風評被害を乗り越えていくつもりです」と決意を示し、これまでと変わらず会社を支援してほしいと訴えている。

   この説明文が2ちゃんねるなどで紹介され、ネット上では、「災難だな」「ミスタードーナツからのパクリってのは嘘で本命はこっちかよw」「日本全国の佐野さんも絶対『パクリ野郎』とかいわれてるんだろなあ かわいそう」といった声が上がっていた。

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