上野東京ラインの「慢性遅延」が名物に? ネットで「被害者の会」も登場

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湘南新宿ラインにも同様の指摘

   こうした状況に対し、ツイッターでは

「毎日遅れまくる」
「遅延が平常になっている」

といった怒りの声が上がっている。「上野東京ライン被害者の会」というハッシュタグも作られ、利用客が日々愚痴を書き込む。

   また、確認は取れていないが、開通から9月2日までの172日間、毎日遅延が生じていると、表を添えて指摘するツイッターユーザーも現れた。ただ、表には直通運転車両以外の運転中止、遅延の事例も多数含まれているため、仮に事実であってもすべてを「上野東京ラインの遅延」と見るのは難しそうだ。

   長い距離を直通運転でつないだため、関係する路線の遅延や運転中止が多くなる。こうした問題は、東海道線、横須賀線、高崎線、宇都宮線をつなげて2001年に開通した湘南新宿ラインにも共通する。

   湘南新宿ラインでトラブルが発生すると、一部区間を並走する埼京線、山手線、京浜東北線なども間接的に影響を受けてしまう。5月15日には埼京線の新宿駅で線路に人が立ち入り、湘南新宿ラインの上下線で一時運転見合わせとなった。

   ネット上では、日常的に遅延が生じる状況を揶揄した「SSS」(死んだ湘南新宿ライン)という言葉も生まれている。

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