財務省が2015年9月3日に発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、8月23日~29日の海外投資家による日本株への投資は3週連続の売り越しだった。売り越し額は6303億円。
中国景気の減速懸念を背景に株式相場が乱高下するなか、海外投資家の売買は活発。売却額は17兆5255億円で、7月5日~11日の13兆6299億円を上回り、2005年に統計を開始して以来、過去最大。一方の取得額も16兆8952億円と、2014年11月2日~8日の12兆9906億円を上回り最大となった。