主催者発表12万人なのに警察調べ3万人 デモ参加者数、なぜこんなに違うのか

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他の10万人規模集会の写真と比較すると...?

   ネット上でも、推計の妥当性を疑問視する声が早くも相次いでいる。とりわけ目立つのが、過去に韓国やスペインで行われた10万人規模の集会や1999年8月にGLAYが千葉・幕張で行った20万人規模のコンサートの写真と今回のデモの写真を比較すると、今回のデモは10万人には満たないのではないかと指摘する声だ。それ以外にも、1人が1平方メートルを占有するとした場合、仮に道路だけでなく森の中に人が入ったとしても、国会前のスペースには4万人しか収容できないとする試算を披露する人もいる。

   もっとも、過去に国会周辺で行われた大規模デモでも、主催者発表と警視庁調べの数字は大きかった。12年7月29日に行われた原発再稼働に反対するデモ「脱原発国会大包囲」では、主催者が発表した参加者数は20万人。これに対して、各紙は警視庁関係者の話として1万2000~1万2500人といった数字を伝えている。東京新聞によると、18時30分時点で主催者のスタッフが参加人数をカウンターで数えたところ、5000~5500人がいたといい、その後に人波の長さが伸びた分をかけて「約20万」という数字が出たという。

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