JR東ケーブル、謎の連続火災 自然発火か失火、放火か、皆目分からず

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専門家の見方も割れる

   鉄道に詳しい専門家の意見も割れている。8月28日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ)に出演した交通コンサルタント「ライトレール」の阿部等社長は、

「カバーが激しく燃えているがケーブル本体はあまり燃えていないようなので、内部の原因という可能性はないようにみえる」

と見解を示した。ただ、「何らかの事情で熱が出て、それが火災にいたった可能性」はあるとして、故障によるトラブルも否定はしなかった。

   同日放送の「ひるおび!」(TBS系)には鉄道評論家の川島令三さんと鉄道ジャーナリストの梅原淳さんが出演。梅原さんは、

「自然発火の可能性が高い。燃えているのはケーブルだけで、周りの木などはあまり燃えていない」

と指摘。「過電流などで内部から発火した可能性が考えられる」と話した。

   番組では工学院大学の高木亮准教授の「ケーブルのつなぎ方を間違えるなど人為的なミスの可能性」を指摘するコメントを紹介。川島さんは「ないとは言えない。緩くつないだり、外れていたりして、パイプの中が高熱になっていたかもしれない」と述べた。

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