日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんが国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームで日本の無人補給船「こうのとり」5号機のキャッチに日本人宇宙飛行士として初めて成功した。
「こうのとり」は2015年8月19日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、飲料水や食料、実験装置など約5・5トンの物資を運んだ。米航空宇宙局(NASA)では若田光一宇宙飛行士が交信役を担当した。キャッチしたのは15年8月24日の午後7時30分ごろで、約3時間半かけて金具で取り付けられた。「こうのとり」を結合させたのも油井さんが日本人としては初めて。