自民議員離党問題、マイナンバー、高校野球にも持論
確かに尾木さんは「未知の世界」だとみられる事柄に対しても持論を展開することが多い。
最近でも、例えば8月20日には、武藤貴也衆院議員(36)が金銭トラブル報道を受けて自民党を離党したことについて
「その前に自分の口から事実明らかにする方が先でしょう それから議員辞職じゃ!?ないのかな?」
と、離党では不十分だとした。8月20日には、日本年金機構に対するサイバー攻撃をめぐる報告書が公表され、機構がサイバー攻撃に対して無防備だったことが改めて明らかになった。これを受け、尾木さんは8月21日のブログで
「どんなに便利 どんなに規則しっかりできてると言っても 働き手の意識ダメ ルール守らない 力のなさでは 情報漏れる危険は大きいですね 個人情報が 1枚のマイナンバーカードに 収められてしまうなんて 尾木ママ 絶対絶対 嫌ですね」
こういった発言のスタイルは摩擦を生むこともある。15年3月には、川崎市での中学生殺害事件をめぐり、尾木さんは市教委や逮捕された18歳少年の父親の対応をブログで次々に非難。「一体何に対して怒っているのか」といった指摘も出た。
14年9月には、全国高等学校軟式野球選手権大会準決勝の「延長50回」試合を「残酷なショー」と表現。お笑い芸人のたむらけんじさん(42)が、ツイッターで
「本人達がゆうのはわかるけど、外野は黙っとけよ!」(原文ママ)
と発言するなど、疑問の声もあがった。