安倍首相に相次ぐ週刊誌の健康不安報道 「火のないところに煙は...」なのか 

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   安倍晋三首相がこのところ体調不良に悩まされていると、週刊誌が相次いで報じている。報道が続く背景は何なのか。

   安倍首相には、下痢や下血などを伴う潰瘍性大腸炎の持病があるとされる。8年前に突然首相を辞任したのも持病悪化のためだったというが、新薬を服用してから問題がないことになっていた。

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ポストや現代、文春などが次々に報じる

   ところが、週刊ポストは、2015年8月10日発売号で、安倍首相の健康不安がまた浮上してきたと指摘した。

   記事によると、安倍首相は7月30日、首相官邸の総理執務室で昼食を拒むほどの体調不良を訴えて嘔吐し、常駐医師の応急手当てを受けたという情報がある。安保法案の国会審議などでストレスを溜めていたことが原因と考えられるという。潰瘍性大腸炎は、ストレスが発症に関係するとも言われている。

   翌々日には、安倍首相は、3時間近くもジムに行っていたが、記者や議員の間では、医療上の手当てを受けていると見られていたという。

   週刊現代も、8月17日発売号で、安倍家と親しい関係者などの話から、安倍首相の母親が、トイレが長く下血しているのではないかなどと息子の体調を心配していると報じた。

   さらに、週刊文春の19日発売号は、官邸関係者の話として、安倍首相が6月30日、東京ステーションホテルで会食中に気分が悪くなり、トイレに駆け込んで血を吐いたと報じた。安倍首相は、別室に医師を呼んで診察してもらったという。専門家によると、潰瘍性大腸炎では吐血はせず、薬の副作用などが出たらしいとのことだった。

   また、文春の記事では、7月1日に帰宅途中の車内で「トイレに行きたい」と腹痛を訴えたほか、8月6日に出席した広島の平和記念式典でも体調を崩したとしている。

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