「知人女性」は実在しないという説も
副操縦士か最初に写真を送ってからわずか1か月で2人の関係が変化したのか、知人女性を名乗る人が7月下旬に会社に対して副操縦士の行為を通報。この通報で会社は事実を把握し、社内調査を行ってパイロット2人の処分を決めた。
ただ、この「知人女性」は実在していないという情報もあり、単なる「告発」だった可能性もある。
ジェットスター・ジャパンの広報担当者は
「乗務員教育を改めて徹底したい」
と話している。
ジェットスター・ジャパンはすでに事態を国土交通省に報告している。今回処分された2人の行為が「操縦者の見張り義務」を定めた航空法に抵触するかは現時点では明らかではないが、15年6月には日本航空(JAL)の機長が、副操縦士がトイレのために席を離れているときに客室乗務員(CA)を操縦席に座らせて記念撮影していたとして、厳重注意を受けている。