ネット情報を元にした推理との見方が出る
それは、被害者が2人だとされたことなどが、犯人しか知り得ない情報ではないかということからだ。
情報サイトなども次々に取り上げるようになり、日本テレビ系「ミヤネ屋」では、8月19日の放送で、嵩原安三郎弁護士がこの話題を持ち出した。
嵩原弁護士は、2ちゃんねるの書き込みで、犯人あるいは犯人を装った人物が罪を告白するような書き込みがあったとして、その内容を説明した。キャスターの宮根誠司さんが「2ちゃんねるの書き込みは、本当かどうか分からないんですけどね」と指摘すると、嵩原弁護士は、それに同意したうえで、「書き込み自体は、確かに推理としてはよくできてる」として、内容通りの犯行の可能性があるのではないかとした。
もっとも、2ちゃんの書き込みは、遺体発見後まもなくから報じられていた、体の半分側だけに多くの刺し傷がある、などのネット上の情報を元にした単なる推理に過ぎない可能性も否定できない。
平田奈津美さんと星野凌斗くんの家族は、14日夜には寝屋川署に行方不明届を出しており、ツイッターなどでは、それ以降に写真付きで一緒にいた2人の情報提供が呼びかけられている。平田さんが殺害された少女に特徴が似ているとの指摘も出ており、書き込み主も、こうした情報を元に推理した可能性があるかもしれない。
実際、同じIDによる16日の書き込みでは、事件についての推理がいくつか書き込まれていた。