「新宿バルト9」はチケットがソールドアウト
「ガルパン」の舞台は茨城県東茨城郡大洗町。大洗には「聖地巡礼」をするファンが殺到しただけでなく、茨城空港は自衛隊百里基地との共用空港のため以前からミリオタに人気で相乗効果が生まれた。自衛隊は大洗で行われる「ガルパン」のイベントに協力してきた。また15年7月からは、陸上自衛隊がドラゴンやニンフなどが住んでいる異世界に行き、敵と戦う「GATE」というアニメの放送も始まった。原作者は元自衛官の柳内たくみさんで、このアニメの制作にも自衛隊が協力をしている。こうしたことがファンを確実に増やしているのは間違いなさそうだ。
そして今回から初めて、「富士総合火力演習」のライブビューが全国の約20の映画館で行われる。企画・上映するのはシネコン運営会社のティ・ジョイ。都内の「新宿バルト9」では既にチケットがソールドアウトしている。
「現場に行けなかった方々のために、場所を提供するというのが私たちの仕事の一つでもあります。ぜひ大スクリーンで体験して頂きたいと思います」
とティ・ジョイの担当者は話している。好評であれば来年以降もライブビューを続けていくという。