1~7月の訪日客、47%増えて1106万人 円安追い風

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   日本政府観光局は、2015年1~7月に日本を訪れた外国人旅行者数が前年同期比46.9%増の約1105万8300人(推計値)になったと、8月19日に発表した。訪日客が1000万人を突破するのは3年連続だが、2013年は12月、14年は10月で、7月は最速。このままのペースが続けば、観光庁が示している「2015年通年で1800万人前後」という見通しも上回りそうだ。

   円安傾向が続いていることや免税制度の拡充などに加えて、クルーズ船の寄港が大幅に増えたことや航空路線の拡大などが訪日客の増加に寄与したとみている。

   大きく伸びたのは中国人旅行者。1~7月の国・地域別では、中国がトップで前年同期比2.1倍の275万5500人を記録。2位は韓国で41.7%増の216万3100人、3位は台湾で29.0%増の215万4300人となった。

   なお、7月の訪日客は前年同月比51.0%増の約191万8000人にのぼり、単月として過去最高だった。中国は7月だけで57万6900人となり、すべての国・地域を通じて初めて単月で50万人を超えた。

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