五輪エンブレムを巡る騒ぎで、今度は佐野研二郎氏(43)がデザインした名古屋市・東山動植物園のシンボルマークが、中米コスタリカの国立博物館のマークに似ているとの指摘が出ている。佐野氏の事務所では、広報担当者が2015年8月18日、マスコミ取材に対応し、「トートバッグ以外にはトレースしたものはない」と盗用を否定した。
報道によると、広報担当者は、「コスタリカからは問い合わせがなく、問題ないと思っている」と説明し、もし問い合わせがあれば誠実に対応するとした。騒ぎが拡大しているが、五輪エンブレムのデザインを取り下げることについては、否定的な見方を示した。