トヨタ自動車は、中国・天津市で起きた大規模な爆発事故の影響で、現地の合弁会社での生産工場を、夏季休業明けの2015年8月17日~19日に停止する。爆発事故の現場周辺で、危険化学物質への懸念から現地当局からの立ち入り規制が続いているため。
操業を停止するのは、「天津一汽トヨタ」の泰達工場と西青工場。20日以降の稼働については未定で、今後の動向を見ながらあらためて判断する。
泰達工場は爆発現場から約2キロメートルしか離れておらず、爆発により窓ガラスが割れるなどの被害があった。西青工場は約70キロメートルと離れているが、泰達工場からの部品供給が滞るため、稼働を停止する。