佐野氏デザイン問題に押し寄せる波 「使用差し止め」訴訟、「法的手段」言及...

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「もし盗作でお金をもうけていたのなら法的手段をとりたい」

   法的手段をにおわせたのは、米ジョージア州のベン・ザラコー氏だ。フジテレビは15日、ザラコー氏へのインタビューを伝えている。ザラコー氏は「BEACH」とかかれた佐野氏のデザインについて、約15年前に制作したものと「完全に一致」しているとし、「文字の間隔も、私があえて変えた文字の太さも同じ」と指摘。佐野氏に説明を求め、「もし佐野氏が盗作でお金をもうけていたのなら法的手段をとりたい」と発言した。

   ザラコー氏のものとされるFacebookページには、フジ取材スタッフの実名をあげた「A special thanks(特別な感謝)」が載せられている。ページには、今回話題になっている「赤地に白字の右向き矢印」だけでなく、正反対の「白地に赤字の左向き矢印」などの「BEACH」看板写真も投稿されていて、ザラコー氏の思い入れが伝わってくる。

   またページでは16日午前、佐野氏へ新しい五輪エンブレム作りに挑むよう求め、自身も17日(現地時間)までに自作エンブレムを公開すると予告した。「Let's be creative and original. Let the games begin!(創造的で独自性あるものにしましょう。ゲームをはじめましょう!)」と挑戦状をたたきつけているが、本気なのかアメリカンジョークなのかは、はっきりしない。

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