お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介さん(35)のツイートをきっかけに、「貧乳」の呼び方を巡る熱い議論がインターネット上で繰り広げられている。
「貧乳って言葉嫌い。小さくても貧しくなんかないもん」――。2015年8月8日、井上さんはフォロワーとやり取りする中で、こう主張した。
小さい+おっぱいで「ちっぱい」
「貧」という漢字には「貧しい」「足りない」というネガティブなイメージがあるが、胸が小さいことは悪いことではなく「貧乳」と表現するのには違和感を覚える...ということなのだろう。
発言は大きな注目を集め、8000人以上がリツイートし、9000人以上がお気に入りに登録した(11日時点)。「一気にファンになった」「結婚したい」「井上さんみたいな彼氏欲しい!」といった声も続々と寄せられている。
井上さんはすっかり気を良くしたようで、9日には反響を伝えたネット記事を紹介しながら「どうも性格、も、イケメンな井上です」とつぶやいた。好感度アップを羨んでか、同日には「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(34)が井上さんの貧乳発言をそっくりそのままツイート。露骨な「便乗商法」で笑いを誘った。
ただ、井上さんは「貧乳」にかわる別の呼び方を示したわけではない。そのためネット上では、女性の小さい胸を何と呼ぶかについてさまざまな意見が上がることとなった。
提案の多かったものの一つが、「小さい」と「おっぱい」を組み合わせた「ちっぱい」。響きが可愛らしいことから、好意的に受け止めている女性も少なくない。
また「品乳」や「シンデレラバスト」も目立っていた。2014年に誕生した現役女子大生プロデュースのランジェリーブランドが「貧乳」をこう表現して話題になったことが背景にあるようだ。