異物混入問題で製造休止となったカップ焼きそば「ペヤング」が復活してから、およそ2か月。今度は「激辛」が帰ってきた。
まるか食品(群馬県)は2015年8月3日、関東地方のコンビニエンスストアで「ペヤング 激辛やきそば」の先行販売を開始した。
「ようやく...(涙)」「久々最高すぎた」
「激辛」は2012年2月のデビュー当時から大きな話題を呼んだ商品だった。インパクトのある真っ赤なパッケージには「辛さレベルMAX!!」の文字。さらに「辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食が十分ご注意ください」と、なんとも「危険」な香りが漂う注意書きまである。
挑戦した人々が「舌の感覚なくなった」「人生一やばい」といった感想をネット上に続々と投稿すると、激辛マニアも唸る商品として一気に注目を集めた。
まるか食品は異物混入騒動による約半年間の販売自粛を経て、15年6月にパッケージを一新した「ペヤング ソースやきそば」を発売したが、シリーズ商品の再登場は果たされていなかった。
そのため、待ちわびていたファンたちは大騒ぎだ。
「ペヤング超激辛が復活してた!!ようやく...(涙)」
「相も変わら無い激辛っぷりに感動する」
「久々の激辛ペヤング最高すぎた」
「激辛ペヤング辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い」
などと、久しぶりに「激辛」を手にした興奮をネット上で伝えている。
元モーニング娘。の矢口真里さん(32)もその1人で、4日のブログに「今日はコンビニで発見して、めっちゃテンション上がった物をいただきます」と綴り、「激辛」のパッケージ写真をアップ。
「これ、むっちゃ辛いけど、味美味しいの 辛いの好きな人にオススメ」
「ただ、むっちゃ辛いです!!!!!なかなか売ってなくて、ずっと探してました 汗かきながら食べまーす」
と「再会」を喜んだ。
味は「そのままです」
まるか食品の広報担当者によると、激辛は定番の「ソースやきそば」に次ぐ人気商品だったという。根強いファンが多く、発売以降は一度も途切れることなく販売し続けていたそうだ。
パッケージは、6月に復活した「ソースやきそば」と同様、シールタイプのふたを採用する形に変更しているが、味は「そのままです」(広報担当者)とのこと。汗が噴き出るほどの刺激的な辛さは健在で、辛いものが食べたくなる今の季節にぴったりだ。
なお、現在は関東地方だけで販売中だ。他の地方での発売時期は決まっていないというが、広報担当者は「そう遠くない時期に販売できるよう準備を進めています。もう少しお待ちいただければ」と話す。
また、「激辛」以外のシリーズ商品の復活や新商品の発売についても準備を進めているという。ただ、現在は「ソースやきそば」が大きな反響を呼んでいることから、まずは定番を安定供給することを優先したい、としている。