民事再生手続き中のスカイマークは2015年8月5日、東京地裁で債権者集会を開き、ANAホールディングス(HD)の支援を受ける再生計画案を賛成多数で可決した。最大債権者にあたる米リース会社のイントレピッド・アビエーションはANA案に反発しており、デルタ航空による支援案を提案したが否決された。
ANA支援案には、投票者ベースで約8割、債権額ベースでも6割が賛成。イントレピッド以外の大口債権者の仏エアバスや英ロールス・ロイスもANA案賛成に回った。ANAはスカイマーク便の座席販売(コードシェア)や整備面で再生を支援する。