ソリューション導く? ニュース起点のバーチャル会議
「経営視点」と表現すると堅苦しいイメージだが、多くの読者の感動を呼んだインタビュー記事もある。
こういう人がいると日本の将来も希望が持てます。
実に面白いチャレンジ。人は、何に引き寄せられるのか?
といったコメントを集めたのは、「元エリート金融マンがJ2のクラブ経営に挑む、『観客を呼ぶ』ための4つの作戦」(4月8日付)だ。35歳でゴールドマン・サックス証券執行役員を務めたエリート金融マン・木村正明氏が、J2のファジアーノ岡山の代表経営者に至るまでの経緯や地元に愛されようと取り入れた斬新なアイデアを語った。これには、鹿児島ユナイテッドFCの広報も、思わず「参考にしたい」とコメントを残している。
また、「女性アスリートは経営者に向いているのか?」(4月1日付)という記事には、
女性アスリートの方、ご意見お待ちしております。
と、当事者からのコメントを誘うユーザーも現れた。NewsPicksでは誰もが構えず、本音で語る人が多い。匿名ユーザーも実名ユーザーも、一般人も業界人も、フラットに意見交換ができる場の空気ができあがっている。「いいね」ボタンで他のユーザーのコメントに賛同を示したり、自分なりの意見を表明することもできる。さながら、ニュース起点のバーチャル会議といった様相だ。
なでしこ代表メンバーの待遇問題についても、選手や協会関係者が議論の和に加われば、画期的なアイデアが見つかるだけでなく、実行力のあるネットワーク、推進する大勢のムーブメントが同時に生まれる......、と期待せずにはいられない。
<企画編集:J-CASTニュース編集部>