村山元首相の反安保法制デモ参加 インドネシア記者は「理解不能」

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「互いに備えれば戦争になる」と持論

   安全保障に関する持論も改めて披露した。仮に指摘されているような北朝鮮や中国の軍備増強が事実だったとしても、

「そういう危機を醸し出してお互いに備え合うということをすれば、やがて戦争につながる。過去の歴史がそう。そんなことは防がなければならない。そのためには日本が平和憲法を持っているのだから『戦争はしない』『話し合いをしよう』と外交問題を解決する。そういう問題を未然に防ぐことが大事」

と主張。国家間の「いざこざ」はあり得るとしながらも、「国と国との戦争はあり得ないと思う。あっては困る」と述べ、外交努力で本格的な軍事衝突を回避すべきだと改めて主張した。

   安倍首相が8月上旬をメドに出す70年談話についても、「なぜ70年談話を出す必要があるのか」と改めて批判。村山氏のところには若い人からの問い合わせもあるといい、

「いったいあの戦争が何だったのか、いったい何がこんなに問題になっているのか、そんなことを学習する意味では、歴史を知るという意味からすると、安倍さんは反面教師でいいことをしている」

などと皮肉った。

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