アイドルの歌や七夕飾りでも物議
公共の場での政治的な主張が問題視されたことはほかにもある。アイドルグループ「制服向上委員会」は6月15日、神奈川県大和市で行われたイベントに出演し、
「諸悪の根源、自民党」
「本気で自民党を倒しましょう」
などと歌って物議をかもした。数日後には市と市教委が後援を取り消した。
長野市の商店街では7月25日からの「長野七夕まつり」に合わせて数日前から準備された七夕飾りに
「米国に人命差し出す狂気」
「戦と書きアンポと読ます」
など、安保関連法案に反対する声明が書かれた垂れ幕がつるされた。7月25日付の毎日新聞(電子版)によると、市に「七夕にふさわしくない政治宣伝」と批判が寄せられ、制作した商店主の男性はすでに自主的に撤去したという。