明石家さんま、自宅ベッドに白い服の女性がいた
村本さんは普段から「ファンに手を出す」ことを公言しているだけに、熱心なファンは「押せば近づけるかも」と錯覚をしてしまいがちなのかもしれない。だが村本さんに限らず、ストーカー被害に悩まされたことのあるお笑い芸人は数多くいる。
明石家さんまさん(60)はかつて、自宅のベッドに白い服を着た女性がいたことがあるという。「おかえり」と言われ、さんまさんは「おばけ」だと直感したそうだが、実はファンが忍び込んでいたのだった。また、毎週日曜の夕方になると必ずやってきて、ドアをドンドン叩きながら「ねぇ!サザエさん見よう!」という女性もいたそうだ。
ウシとカエルの動物2匹からなる漫才コンビ「パペットマペット」にも恐怖体験がある。7月20日放送のラジオ番組でアンガールズの田中卓志さん(39)が明かしたところによると、地方公演時、女性ファンがパペットマペットさんの楽屋に忍び込んでいた。部屋の角で「黒子」の頭巾を強く握り締めながら立ちすくんでいたという。
度を越えたネットストーカーもいる。よく知られているのは、有吉弘行さん(41)につきまとう通称「ミザリー女」だ。数年前から有吉さんのツイッターに愛憎入り混じった熱烈リプライを飛ばし続けている女性で、ファンの間では古典ホラー映画「ミザリー」になぞらえて、こうよばれている。有吉さん本人もラジオで「ミザリーみたいな女に付きまとわれて」などと言及したことがある。
2014年10月には、ふかわりょうさん(40)がSNS上で殺害予告を受けているとブログで告白したことも注目を集めた。「ログインするたびに、24時間体制で送り続けてくる」「『抱っこ』と甘えてくることもあるが、基本的には『殺害願望』」とのことで、半年以上にわたり被害を受けていた。それから約半年後、30代無職の女が脅迫容疑で逮捕された。
ちなみに村本さんは、逮捕された女子大生以外にも「数人近い人がいる」とツイッターで明かしている。その上で「一度自分の胸に手をあてて、相手の嫌がることしてないか考えてください。ストーカー本部の偉い人にすぐいいますよ!」と「ストーカー予備軍」に忠告している。