世界各地でサービスを提供している既婚者向けの出会い系サイト「Ashley Madison(アシュレイ・マディソン)」がハッキングの被害に遭い、3700万人以上の会員データが流出した可能性があるとブルームバーグなどの海外メディアが報じた。
ハッキングしたのはImpact Teamと名乗るハッカーグループで、サイトの営業を停止しなければ盗んだ情報を公開するとマディソン側に伝えているという。
会員データの流出が分かったのは2015年7月19日頃。同サイトを運営するカナダのAvid Life Media(アビッド・ライフ・メディア)の別の出会い系サイトからも会員情報が盗まれているという。ALM社は15年4月に国際事業を拡大する資金を調達するために、IPOを検討していると語っていた。