人文社会科学系の学部がある国立大学の8割が、学部の再編や定員削減などを検討していると、NHKが2015年7月19日、自局の調査結果を明らかにした。
NHKの調査によると、人文社会科学系の学部がある大学42校のうち、「再編して新たな学部などを設ける」が11校、「具体的な内容は未定だが、再編を検討する」が8校、「定員を減らす学部などがある」が6校、「教育目標を明確にした」が3校、「国の方針を踏まえたものではないが、再編を盛り込んだ」が7校だった。
また、文科省が前月に学部の廃止や再編をするよう通知を出していたことについては、25校が「趣旨は理解できる」と答え、「不本意だが受け入れざるをえない」が2校、「全く受け入れられない」が2校だった。