検察のコメントは「対応を検討」「適切に対応」といったものがほとんど
朝日新聞によると、「生涯にわたって十分な対応を継続していく必要がある」ともクギをさしたようだ。
少年事件で家裁が検察官送致(逆送)を決めた事例としては、最近では15年2月に川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の生徒(当時13)が殺害された事件がある。事件では、神奈川県警がリーダー格の少年(18)ら少年3人を殺人容疑で逮捕。横浜地検が殺人容疑でリーダー格の少年を、傷害致死容疑で他の少年2人をそれぞれ家裁送致し、横浜家裁は非公開の少年審判で刑事処分相当と判断し、3人を検察官送致(逆送)することを決めた。横浜地検は3人を起訴し、成人と同様に裁判員裁判で審理される見通しだ。