モデルでタレントの道端アンジェリカさん(29)が結婚相手に求める年収について「最低でも2000万円」と出演したテレビ番組で発言した。
ネットでは「身の程知らず」などと批判を浴びているのだが、実は数か月前に「5000万円」と発言したばかり。大幅な下方修正がされたことになる。
「最低でも2000万円は欲しいですね」
アンジェリカさんは2015年7月14日放送の「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)に出演。結婚相手に求める経済的な条件について、共演者とトークを展開した。
実業家を夫に持つ大沢ケイミさん(22)が「年収は1000万」、女優の相沢まきさん(35)が「重要なのは貯金。1000万円は貯金していて欲しい」などと発言する中、アンジェリカさんは、相手の年収について、
「最低でも2000万円は欲しいですね」
とサラリと言ってのけた。
発言はニュースになり、「そんだけ稼ぐのがどんだけ大変か分かってない」「ふざけんなよって話」と反発を受けた。
しかし実はこの年収条件、大きく値下げされている。15年3月24日に放送された同番組では「年収5000万円は絶対欲しい」と発言。わずか4か月足らずで半値以下にディスカウントしたことになる。
ネットでは「一気に下方修正されたな」「妥協」「下がりすぎだろ」と話題になった。中には「これなら俺も候補になれる」と喜ぶ声もあった。
2000万円以上稼ぐのは全体の1%以下
この大幅な値引きについてアンジェリカさんから特に説明はなく、共演者からツッコミが入ることもなかったので、理由は分からない。
「年収5000万円」発言があった直後に「鼻持ちなら無い女」「どんだけわがままなんだ」と大炎上していたことが影響したのかもしれない。
なお13年の国税庁調査では、民間で働く男性の平均給与は511万円。アンジェリカさんと同じ年代の25~29歳は371万円だった。年収2000万円以上を稼ぐ(給与所得の)男性は、全体の0.7%しかいない高所得層だ。