韓国では小学校の正規教育課程でプログラミング教える
海外に目を転じてみると、国が初等教育の段階からプログラミングを推奨するパターンが増えている。韓国では2015年3月の新学期から中学校の正規教育課程に「ソフトウエア」が加わった。主な教育内容はアルゴリズム原理の理解、プログラミングの活用で、プログラミングを使って簡単なゲームを作る機会もあるという。「ソフトウエア」は17年3月に小学校の正規教育課程にも加わる。
アメリカで、全学校にプログラミングの授業を食い込ませようと活動するNPO団体「Code.org」はビル・ゲイツ氏やマーク・ザッカーバーグ氏らIT業界の著名人に支援されている。オバマ大統領もプログラミング教育の推進に熱心だ。さまざまなスピーチで、作られたものを消費するだけでなくコンピュータで何かを作り出して欲しい、といった内容の言葉を語っている。