印税収入は2000万円以上か
被害者遺族の言葉を受け、ツイッターなどネットには「『手記を出版するなら実名を晒せ』という遺族の気持ちは理解できる」という意見が目立つ。
「確かに今はもう成人だし、被害者は実名だし」
「安全な場所から表現の自由を行使して好き勝手ほざき、遺族は思いを踏みにじられ、全く守られていない。フェアではない」
などの書き込みがあり、実名を公表せずに「元少年A」というペンネームを使ったことを非難する動きが再燃している。
印税受け取りについても、利益は被害者や遺族への弁済にあてる米国「サムの息子法」にならった法律を日本でも制定すべきだという意見が根強い。印税による具体的な収入額は分からないが、一般的なレートが10%前後であるため、初版10万部と増刷5万部を合わせれば2000万円以上になる。現時点で元少年Aは使い道について明らかにしていない。