日本でもスカート丈をめぐり女子生徒と学校がバトル
賛否分かれる「スカート禁止令」だが、日本の各高校にもスカート丈の長さに関する規程がある。最も多く見られる位置が「膝の中心」。中には「膝の皿中心に上下1.5センチ以内」「膝蓋骨を基準に指導」などと厳密に定めた学校もある。
しかし、スカート丈を短くするのは女子生徒のささやかな「オシャレ」とも言える。過去にはスカート丈をめぐり、女子生徒と学校側が火花を散らした出来事もあった。2009年2月、スカートを切る事件や痴漢行為が相次ぎ、新潟県内の高校でスカート丈の本格的な指導が行われた。教員は校内に啓発ポスターを貼り、生徒に積極的な声掛けをした。
こうした指導に女子生徒は大反発、当時マスコミの取材に「もう少し自主性が欲しい」「指導はうまくいかない」などと答えていた。