自転車で危険運転を繰り返す人に安全講習を義務付ける改正道交法が施行されて1か月で、警察が「危険行為」として摘発し、名前を登録したのは549件に上った。2015年7月7日、各紙が報じた。
6月1日から施行された改正道交法は信号無視、通行禁止違反など14項目を「危険行為」と定め、3年以内に2回以上摘発された人は受講対象となる。報道によると、2回摘発された人はいなかったという。
摘発件数を行為別に振り分けると信号無視が231件と最多で、遮断機の下りた踏切への立ち入りが195件で続いた。都道府県警別では、多い順に警視庁189件、大阪府警121件、愛知県警51件、兵庫県警49件だったという。