東京証券取引所は2015年7月6日午前、日経平均株価が大きく反落。寄り付き直後に前週末(3日)の終値と比べて344円03円安の2万195円76銭まで急落する場面があった。
ギリシャの国民投票の結果、欧州連合(EU)が進める財政緊縮に対する反対派が勝利を収めたことで、ギリシャのユーロ圏離脱への観測の高まりや欧州経済の先行き不透明感から、投資家心理が悪化して運用リスクを回避する動きが強まっている。
外国為替市場で、円が対ユーロ、対ドルで上昇していることも重荷となっている。
なお、東京株式市場の日経平均株価は6日午後に下げ幅を拡大。一時、前営業日と比べて527円56銭安の2万12円23銭まで急落。終値は、427円67銭安の2万112円12銭で引けた。